戻る NO7 カモとりごんべい ねずみのよめいり

むかしむかし、木曽川のほとりに、ごんべえさんという、
かもとり名人がいました。ある日
一度に100羽の
カモをとりたいと思い百の罠
をしかけ、
罠のはしをしっかりとにぎりしめ、カモをまちました。
そしてカモたちはつぎつぎときては、罠にかかりました。
10羽、20羽、50羽そしてついに100羽。
「よ〜しいまだ〜」ごんべいさんが罠を
ひきよせようとしたその時、1羽のカモがバタバタと
飛びあがったので、あとの99羽もいっせいに
飛びあがりました。100本のわなをしっかりと
にぎっていたごんべいさんの体は空へ舞い上がって
しまったのです。
「たすけてくれ〜」足をばたばたさせた
その時、縄は切れてまっさかさま。
「たすけてくれ〜おっちゃうよ〜」
ごんべいさんは叫びました。するといつのまにか
ごんべいさんはカモの姿になってばたばたと
空を飛んでいたのです。
「お〜お空を飛ぶって気持ちいいな〜」と気分は上々。
下に池がみえてきました。「ちょくらやすんでいこう」と
池におりたとたん、ごんべいさんは罠に
かかってしまいました。「助けてくれ〜」と涙をながして、
今まで沢山のカモに
悪い事をしたな〜と心からそう思ったとたんに
ごんべいさんは人間の姿に戻っていました。
それからごんべいさんは二度と
カモとりはしなかったとさ・・