戻る No2 十二支のお話し NO3 白うさぎ

むかし、むかしある年の暮れのこと、
神様が動物たちにお触れを出したそうな。
「元日の朝、新年の挨拶に出かけて来い。
一番早く来た者から十二番目の者までは、
それぞれ一年の間、動物の大将にしてやろう」
動物たちは張り切って元旦が来るのを待ちましたが牛は
「歩くのが遅いから」と夜のうちから出発しました。
それを見ていたねずみは牛の背中にぴよ〜んと飛び乗りました
そんなこととは知らず、牛が神様の御殿に近付いてみると
まだ誰も来ていない。
我こそ一番と喜んで待つうちに門が開いたとたんに
牛の背中からねずみが飛び降り、
ささ〜っと神さまの前にとびだしていきました。
「神さま、新年おめでとうございます」
「よ〜う。おめでとう、おめでとう」
牛は、くやしくてしかたがありません
「もう〜モ〜」ってないていましたって。
つづいて虎がやってきました。そして、兎、龍、と
つぎつぎにとうちゃくしました。いよいよ神さまが順番を
発表されることになりました。
「みんなよくきてくれた。それでは発表する。
一番はねずみ。つづいて、牛、虎、兎、龍、蛇、馬、羊
猿、鶏、犬、猪。十二番までこれで決まりじゃ」
選ばれた十二の動物たちは、このときから
十二支とよばれることになったんじゃとさ・