戻る NO21  おむすびころりん NO22  舌切り雀


むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがいました。
ある日おじいさんはおばあさんが作ってくれたおむすびを
もって山へ木を切りにいきました。やがておひるになりました。
「さて、昼ごはんにしょうかな。」そこへすずめさんとうさぎさんが
やってきて「おじいさんわたしたちにもおむすび
すこしわけてくださいな。」 「おお いいとも。おばあさんの
おむすびは大きいからおなかいっぱい食べなさい。」
おべんとうのつつみをあけおむすびをとりだしたそのとたん、
おじいさんの手からころりん!とおむすびはころげおち、

ころころ ころりんと、ころがって、ころころ、ころりん、すっとんと、
あなのなかにおちてしまいました。「こまったな〜」
おじいさんがあなをのぞいていると中からねずみがでてきました。
「おじいさん、おむすびをありがとう。
おいしいおむすびのおれいにぼくたちのくににご案内します。
ぼくのしっぽに、つかまってください。」ひゅるひゅる、ひゅ〜ん。
ねずみのしっぽにつかまってついたところはねずみのくに。
ねずみたちは
「ねこはこわいな、大きらい。
ねこのこえは、ききたくない。ぺったんぺったん、ぺったんこ。」

楽しそうにうたいながらおもちつきをしていました。
おじいさんはつきたてのおもちを、たくさんごちそうになりました。
そして、おみやげに小判をもらいました。」
その話を聞いた隣のよくばりじいさんは
「よし、わしも小判をもらおう。」とさっそく山へいくと、
わざとおむすびをあなにおとしました。
しばらくするとねずみが出てきました。
「おじいさんおむすびありがとう」
よくばりじいさんはいきなりねずみのしっぽにつかまり
「はやくおまえのくにへつれていけ。」
ひゅるひゅる、ひゅ〜ん。ねずみのくににつきました。
「ねこはこわいな、大きらい。ねこのこえは、ききたくない。
ぺったんぺったん、ぺったんこ。」
ねずみがもちつきをしています。
「ねこがこわいだと?ではおどかしてはやく小判を
もらことにしよう。
にゃ〜お〜」そのとたんにねずみたちは
ちゅう ちゅうとにげてしまいあなの中はまっくら。
よくばりじいさんは家にかえれなくなってしまったとさ。